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よく噛んでダイエット

すみれ通信

すみれ通信2018年1月号

すみれ通信 2018年01月04日

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

お正月の風物詩のひとつ獅子舞。最近ではあまり見かけなくなりましたが、皆さんはその由来や意味をご存知ですか?
獅子舞はなんと、インドで誕生しアジアの国々へ広がって、その後日本に伝えられたそうです。
日本の獅子舞は大きく分けて2種類あります。関西を中心に広がり、2人一組で一匹の獅子を演じる伎楽(ぎがく)系と、関東や東北に広がった、一人で一匹の獅子舞を演じる風流系です。
獅子舞といえば大きな口にきれいに並んだ歯!獅子舞に頭を噛まれると、その人の邪気を食べてくれるので、一年を無病息災、健やかに過ごすことができるという言い伝えがあります。
特に子供は強い厄除けになり、子どもの成長・学力向上・無病息災にもご利益があるとして人気があります。
ちょっと怖い獅子舞ですが、見かけたら勇気を出して頭を噛んでもらいましょう!
今年も一年健康に過ごすためにはお口の健康が大切です。お口のケアも頑張りましょう!

 

よく噛んでダイエット!

年末年始、忘年会や新年会、お正月のごちそうで体重が右肩上がり…なんて
いう方はいませんか?暖かくなって薄着になる前に、ポッチャリ体形になった
体を戻したいと焦っているアナタ!歯とダイエットの関係について考えてみ
ましょう。

 

★キーワードは「咀嚼」!
食べ物をよく噛んで味わうことを「咀嚼(そしゃく)」と言います。これは私たちが生きていく
上でとても大切なことです。健康な良い歯で、食べ物をしっかりとよく噛んで食べることは、全身
の健康に大きな影響があり、なんと、ダイエットにも威力を発揮するのです。
よく、「早食いをすると太る」と言いますが、言い換えれば「しっかり噛まないと太る!」とい
うことです。よく噛んでいれば、満腹感を得ることができ、食事量や間食も減ります。よく噛んで
食べると胃腸への負担が減り、便秘解消にもつながって全身の新陳代謝が促進されていきます。そ
のうえ、上下のあごの骨や顔の筋肉が引き締まってくるので、小顔効果もでてくるのです!

★現代人は咀嚼が足りない
現代人は、食事にかける時間が減ってしまったこと、軟らかい食べ物を好む
ようになったことなどから、噛む回数が激減しているそうです。現代人が一回
の食事で噛む回数は約 600 回。多いような気もしますが、戦前は 1400 回、
弥生時代までさかのぼると、なんと 4000 回も噛んでいたそうです。
学校食事研究会では、よく噛むことの大切さと効能を知ってもらうために
「卑弥呼の歯がいーぜ」という標語を掲げています。食べ物をよく噛んで食べ
ると全身に様々な良いことがあります。大切なことなので何度もご紹介しますね。

…肥満を防止する:時間をかけてよく噛めば、満腹中枢が働いて食べ過ぎがなくなる。
…味覚を発達させる:いろいろな種類の食べ物を食べれば、味覚が発達する。
…言葉の発音をはっきりさせる:あごが発達し、歯並びがよくなり、口の周りの筋肉が発達するので発音がよくなる。
…脳を発達させる:あごを使えば脳細胞が活性化される。
…歯の病気を予防する:あごの骨や歯ぐきが鍛えられ、唾液が虫歯や歯周病を予防する。
…がんを予防する:唾液に含まれる物質が、発ガン物質の働きをおさえる。
いー…胃腸の働きをよくする:食べ物が消化しやすくなり、胃腸の負担が軽くなる。
…全身の体力向上:瞬間的に力を出す時、奥歯をかみしめて力を発揮できる。

まずは、「よく噛む」ことを習慣にしましょう。そのためにはよい歯が必要です。健康に暮らすた
めに、きちんと歯を磨くのはもちろん、定期的に歯科医院で、歯科衛生士による口腔ケアを受けて、
歯をツルツルに保ちましょう!

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